化学史;化学の基本法則
質量保存の法則
- 1774年
- ラボアジェ
- 化学反応の前後において、物質の総質量は変化しない。
一定組成の法則(定比例の法則)
- 1799年
- プルースト
- ある化合物を構成する成分元素の質量比は、その製法によらず、常に一定である。
倍数組成(倍数比例)の法則
- 1803年
- ドルトン
- 2種の元素AとBが化合して、いくつかの異なる化合物を作るとき、一定質量のAと化合するBの質量間には、簡単な整数比が成り立つ。
ドルトンの原子説
- 1803年
- ドルトン
- すべての物質は、それ以上分割できない微粒子からなる。この微粒子を原子とよぶ。
- 各元素に対応する原子が存在し、同種の原子はすべて同じ大きさ・質量・性質をもつ。
- 化合物は、2種以上の原子が一定の割合で結合してできている。
- 化学変化では、原子と原子の結合の仕方が変わるだけで、原子自身が新たに生成する、消滅することはない。
反応体積比(気体反応)の法則
- 1808年
- ゲイ · リュサック
- 気体どうしの反応では、反応に関係する気体の体積間には、同温・同圧下では、簡単な整数比が成り立つ。
アボガドロの分子説
- 1811年
- アボガドロ
- それぞれの気体は、何個かの原子が結合した分子という粒子からできている。
- すべての気体は、同温・同圧のとき、同体積中には同数の分子を含む。
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